断ることは、悪いことではありません。
ノートを整理していたら
こんなメモが出てきました。
アサーティブ(自己表現)
の勉強をしていた時のものだと思います。
――――――――――――――――――――――――――
ノーとは?
■ 相手と自分に誠実でありたいからこそいう言葉
■ あなたと私は違う。それがOKだから伝える言葉
■ 何が出来て何が出来ないか分かってもらう理解の言葉
■ 相手と長くよりよい関係を築く言葉
■ あなたを「燃え尽き」から救う魔法の言葉
■ おかしいことにはおかしいと伝える勇気の言葉
―――――――――――――――――――――――――――
これを読んで、あなたはどんな風に感じるでしょうか?
断るのが苦手な理由
「断るのが苦手」
「自分の意見を言えない」
というお悩みを伺うことがあります。
それは、相手の方を
「嫌な想いをさせたくない」
「がっかりさせたくない」
優しさからだと思います。
「傷つきたくない」
「嫌な想いをしたくない」
そんな思いがある方もいるかもしれませんね。
これまで育ってきた過程の中で
「断るのはいけないこと」
「断ったら傷つける」
「自分より人を優先せよ」
ということを教えこまれてきたのかもしれないし、
そんな思いに至った強い出来事があるのかもしれません。
逆に考えたら、どうでしょうか?
でもね、そういう方には
少しだけ想像してほしいのです。
本当に断ることがいけないことかということを。
もしも、逆の立場だとして
大切な誰かが、私の誘いが負担なのに
無理に応じてくれていたり
嫌なことでも、泣く泣く
引き受けてくれているとしたら。
内心で辛い想いをしているとしたら。
あなたはどう感じるでしょうか?
そういう関係はお互いにとって
どうなのでしょうか?
本当に誰かを大切に
誠実に付き合っていきたいなら
嫌なことは嫌。
苦手なことは苦手。と伝えて
お互いに気持ちよく過ごせるように
考えていくことは、とても大切なことであり、
幸せなことでもあります。
断ること、意見を言うことは、
相手を信頼し、大切に思うからからこそできること。
そして自分も大切にするということ。
それでも、やっぱり断れないあなたへ
それでも、難しいなぁと感じる方もいることでしょう。
今まで断ったことがない方は、どういっていいか分からない
ということもあるかもしれません。
そんな方は、まずは、この人なら言えるかも。
今なら、大丈夫かも。というような
小さく断ったり、小さく意見をいうことから
はじめてみてくださいね。
例えば――――――――――――――――――――――――
■お店で余分な包装を断ってみる。
■美容院のシャンプーの時、ここがかゆいといってみる。
■ランチの時、周りと違っても自分が一番食べたいものをいってみる。
■会議で意見を思い切って一言、言ってみる。
■気の進まない誘いを、たまには断ってみる。
―――――――――――――――――――――――――――
断ってみると、意外に大丈夫っていうことに気づいたり、
本音を言えて受け入れてもらえた時、
相手のことがますます好きになったり、
関係がより深まるということもあります。
あなたに今できそうな小さなこと、ぜひ考えてみて下さいね。
・・・・・・
【断ることが苦手なあなたへ】
自分に自信がなくて
人に気を遣いすぎたり
頑張りすぎてしまう優しい女性が
自分の内側から
ほんとうの自信を育てるために
今すぐ取り組めることを
まとめてみました。
人に気持ちを
伝えるコツについても書いています。
よかったら
読んでみてくださいね(無料です)
「自信がない」女性の自己肯定感を育てるカウンセラー かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで12年間相談業務に従事。障がい児・者、家族、高齢者等、2000名以上の人生の転機に関わる。2010年独立。自分に自信がなく、自分より人を優先しがちな優しい女性が、その方らしさを大切に気持ち良い生き方をするためのカウンセリングや各種講座を開催している (自己紹介はコチラ)
【メールマガジン:優先情報をお届けしてます】 私のこころと仲良くなる88のヒント
【自信をつけたい女性のための無料講座】ほんとうの自信を育てる5つのステップ
【セラピストを天職にしたい方への無料講座】幸せなセラピストになる7つの秘訣
この記事へのトラックバックはありません。