もくじ
感じすぎる。考えすぎる。いっぱいいっぱいになる悩み。
「あれこれ考えてばかりで、行動するまでに時間がかかる」
「感じていることがあまりに多すぎて、上手く人に伝えられない」
「何かを選択しようとすると、色んな可能性が浮かびすぎて決められない」
「突発的なことが起こると、いっぱいいっぱいになっちゃう」
「周りの人に『考えすぎ』『気にしすぎ』って言われるけど、どうしたらいいか…」
そんなお話を伺うことがあります。
特に、生まれつき刺激に敏感・繊細なタイプの人(HSP)や、周りに気を遣い自分を抑えるタイプの方には、特になじみの感覚ではないでしょうか。
HSPについてはこちらの記事もどうぞ▼
細やかに感じ、考えられることは、素晴らしいものなので、それをなくすのではなく、必要なときにつかっていけるようにする。
そんな風になれたらいいですよね。
今日はそのためにできることを、書いてみようと思います。
頭がごちゃごちゃする時は、書き出してみる。
頭がいっぱいな時って「いっぱい」ということは感じているのですが、具体的な中身を自分でも把握しきれていないことが多いのではないかなと思います。把握できていないからこそ、混乱したり、不安に感じるのです。なので、まずは頭にあるものを出してみると扱いやすくなると思います。とりあえず、気になることをわーっと書き出してみるのをおすすめします。
ちなみにわたしは、10分から20分ほど時間をきめて、ワーッとおもいつくまま書き出すジャーナリング(書く瞑想)をときどきします。
メモ用紙などに3つに区切って、書き出すこともよくします。
② 気になるけど、いますぐでなくてよいこと
③ 考えても結論がでないこと。今はどうしようもないこと。自分がしなくてもいいこと。
書いた時点で、③については「きっといいようになる。おまかせします♪」と唱えて手放します。その後、②については、手帳などに書き写し、①については、ふせんなどに書き出してすぐみえるところにおいておきます。
ちなみに①の今したいことリストは、具体的な行動を分けて書くのがお勧めです。(たとえば、「Aさんにメールする」なら→①Aさんの質問に対しての提案を3つ考える ②資料にまとめる ③Aさんへメールを書く ④(2)の資料を添付してメールを送る。等)
なぜなら、細かく書いてチェックすると「わたし、ちゃんと進んでるな」「これは、できてるな」って目に見えて感じられるからです。
もちろん正解はないので、あなたがやりやすい方法をみつけてくださいね。
いっぱいの頭をゆるめる時間を定期的に作ろう。
いっぱいいっぱいになりやすい頭を、定期的に休める時間を持つことも大切です。感受性の高い方は、ほっておくと、自動的にさまざまな情報を受け取り続けてしまうので、意識してゆるめる時間をつくる。「毎日この時間はお茶を飲む」とか「週に1回、この時間は自分のための時間にする」など、先に自分のための時間をとっておくといいですよ。
頭や感覚を休ませるには、眠ってしまうのが一番ですが、五感で感じること、夢中になるようなこともお勧めです。
お昼寝・瞑想・ヨガ・絵を描く・ものづくり(手芸、編み物、陶芸など)・スポーツ・武道・自然にふれてゆっくりする・美術館・お料理・ガーデニング・お花・お茶・自然の中を歩く・掃除(なべをピカピカにする、雑巾がけ等単純作業がお勧め)・好きな音楽を聴く・ゆっくりお茶を飲む・リラクゼーション・神社や公園、好きな場所に行く・写経 等
ちなみに、 わたしのお勧めは瞑想です。毎朝、瞑想をするようにしてから頭のごちゃごちゃが減りましたし、いっぱいいっぱいの時も瞑想をすれば、たいがいの場合はすーっと楽になります。
時間を決めて、静かな場所で目をとじて、息をゆっくり吐いて(体中の緊張やネガティブな感情を吐き出すイメージで)、息をすって(きれいな空気を吸いこむイメージ)… ということを繰り返すだけでも効果はあります。そして、瞑想ができない時も、目の前のことに意識を向けること(マインドフルネス)で、気持ちを切り替えられる感覚も少しずつ分かってきました。
※瞑想、マインドフルネスについては、こちらの記事をどうぞ▼
書いても、他のことをしていても、やっぱり気になることは?
書き出してみても、他のことをしていても、やっぱり気になってもやもやする。集中できないという時は、とことん集中して向きあってみるといいと思います。例えば、「この15間だけは、このことをしっかり考えてみよう!」とか「約束の10時までは、いい方向のイメージをしてみよう」など。ただ、あまりに長くなると、よけいグルグルとそこから抜け出られなくなって、苦しくなったり、自分を責めたりということにもなりがちなので、タイマーをかけたり、終わりの動作やことばを決めておく(たとえば、立ち上がって「おーしまい!」というなど)サクッとやめられるようなきっかけをつくっていくのもよいですね。
その気持ちを人に聴いてもらうこともおすすめです。否定したりアドバイスをしたがる人ではなく、気持ちを受け止めて聴いてくれる人に「今こんな状況で、こんな気持ちでね…」とできるだけ、ありのままを話してみてください。友達にはちょっと遠慮して話しずらい。ニュートラルに聴いてくれる人がみつからない。そんな時はピンときたカウンセラーやセラピストなど、プロの手を利用するのもおすすめです。話したいことをしっかり話していくうちに、気持ちがすーっと楽になったり、自分の本心に気づいたり、整理できたり…何らかの気付きと変化が生まれるはずです。
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わたしのメニューの中には、「とにかく話をきいてほしい方」のための電話でのコースもご用意しています。あれこれ考えすぎて辛くなってしまう。一人で何もかも抱えてしまうというタイプの方に、「話すだけでこんなに楽になるんですね」「頭の中がすっきりします」等とご好評いただいています。あなたがグルグルしてきついときは、ご利用くださいね。
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内心理カウンセラー かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで12年間相談業に従事。障がい児・者、家族、高齢者等、2000名以上の人生の転機に関わる。2010年独立。感受性豊かで、悩み迷いやすい優しい女性が、その方らしさを大切に気持ち良い生き方をするためのカウンセリングや各種講座を開催している (自己紹介はコチラ)
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