(散歩道で見かけたお花)
ここしばらく毎晩少しずつ
写真家の星野道夫さんのエッセイを読むのが楽しみで
2冊読み終わってじんわりしています。
珠玉のことばがたくさんあったのですが
その中の1つを今日は紹介させてくださいね。
*
星野さんが写真の撮影で南アフリカに来た時のこと。
飛行機で、サンフランシスコを夜中に立ち、
朝起きると眼下は南アフリカ!
景色には、惹きつけられるものの
あまりに早く着いたことに
なんだか納得がいかず、
不安を感じたというのです。
そのとき、星野さんがふと思い出したのは、
考古学の発掘調査に行った探検隊から聞いたこんな話でした。
↓
山岳地帯の移動の途中
荷物を担いでいたシェルパの人たちが
突然動くのをやめたので、
探検隊の人が尋ねるとこう言ったというのです。
「わたしたちは、ここまで速く歩きすぎてしまい、
心を置き去りにして来てしまった。
心がこの場所に追いつくまで
わたしたちはしばらくここで待っているのです」
わたし、
このことばを読んだとき
「あぁ、いいなぁ」
「大切だなぁ」
って思ったんです。
早くたくさん情報や知識を得たり
どんどん行動するのを求められがちな今の社会
もちろん
先に進めること
何かをできることは
すばらしいことだけど、
そこばかりを優先しすぎると
本質から、ずれていくこともあるなぁと
感じることがあるから。
あなたは
「気持ちがついていかない」
「体がついていかない」
ということありませんか。
それは悪いことでなく人の正常かつ豊かな反応です。
そんなときは、どうぞ、
こころが追いつくまで少し待ってあげてくださいね。
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繊細な女性のこころのサポーター かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで、相談援助職に12年従事。2010年独立。繊細で生きにくさや孤独感を感じている女性がありのままの自分を肯定すること。その方らしい豊かな人生を育てていくことのお手伝いをしています。(自己紹介はコチラ)
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