もくじ
心が癒されたあと、出てくるもの。
日々セッションで、いろんなお話をお伺いしています。
ご自身の性格や苦手なこと
人間関係のこと
仕事や役割のこと
繰り返し感じる辛い感情…
そんな中、多くの人に共通する流れとして感じるのは、
胸にある痛みをじっくり癒したり、
もやもやしたものを出し尽くしたり、
いろんな整理が進んでいくと、
自分の胸にある本当の願いを思い出し、
それをどう叶えていくか
というお話になっていくなぁ。ということです。
そして、願いにたどりついたときに
出てくる気持ちで多いものとして、
「私がしたいことはもうしている人がいるし」
「あんなスゴイ人がいるのに、わたしなんて…」
「今さら、わたしがしなくても…」というようなものがあります。
したいことなのに、「わたしなんて…」と感じてしまう心理。
そんな風に感じたとき、
「それは自己肯定感が低いからだ」
「わたしの能力がないからだ」
なんて感じる方もいるかもしれませんが、
実は、そうとも限りません。
なぜなら、
すでにたくさんの経験や実績がある人や
客観的に見て明らかな才能がある方からも
そんな気持ちを聞くことって、結構あるからです。
では、なぜ「わたしなんて…」
という気持ちになるかというと、
そこに意識が向いているからです。とても興味があるからです。
(深見堂さんの地元の食材を使ったおいしいランチより)
例えば、料理が大好きで
仕事にしたいと感じている人には
自分よりもっと料理が上手だったり
食のセンスがよい人をたくさん知っていることでしょう。
アートに情熱を傾けている人には、
「あのひとにはかなわない」
「あの人のようにはできない」
という人がきっと思い浮かぶことでしょう。
なにか意味のある
特別の場をつくりたいと感じる人は
きっと、そういう場を既に知っていることでしょう。
私たちが何かをしたいと思うとき、
それをすでに成しとげていたり、
高いレベルにいる方は多くの場合存在しています。
そこに気づけるのは、
その方向に意識が向いていて、感じる才能があるからこそです。
すごいレベルでなくても、したいことをしていい。する意味はある。
では、まだそのレベルに達しないときに、
それをする意味はないかといわれたら、
わたしは声を大にして言いたいです。
「意味はあります!」と
なぜなら、その人だからこそ、
伝えられる人、伝えられることがあるから。
あなたが、お料理を通して、
「おいしいな」「幸せだなぁ」と感じる時
それは、一流のレストランや有名なお店だけでしょうか。
これまで胸を熱くしたことばは
作家や有名人が言ったことばだけでしょうか。
居心地がよいなーと思った場は
特別な誰かがいた場だけでしょうか?
「いいなぁ」「惹かれるなぁ」と感じた絵は
有名なアーティストが描いたものだけでしょうか。
きっとそうではないはずです。
経験や実績の大小に関わらず
真心や喜びや願いを
こめてしていることは必ず人に伝わります。
そして、それを1つ1つ積み重ねていくことが、
その人ができること、その人だけしかできないことに
繋がっていくと思うのです。
加えて、何より素敵なことは、
自分がしたいことをしていくことを自分に許せたとき
世界がとても豊かに広がっていきます。
だから、もしあなたが、
「私なんて、あの人に比べて・・」
なんて思っちゃったときは、
向上心のある自分に◎をつけつつ
今、この瞬間の喜びとこれからの伸びしろに
意識の向きをククッと変えて進んでいきましょうね!
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この記事は、
2019年6月12日のメールマガジンの記事から抜粋しました。
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H心の痛みを希望に変えるカウンセラー かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで12年間相談業務に従事。障がい児・者、家族、高齢者等、2000名以上の人生の転機に関わる。2010年独立。自分に自信がなく、自分より人を優先しがちな優しい女性が、その方らしさを大切に気持ち良い生き方をするためのカウンセリングや各種講座を開催している (自己紹介はコチラ)
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