(ある日の夕焼け)
昨日は、2年前に
連続講座を受けてくれたみなさんが一緒に
新しいセッションルームに遊びにきてくれました。
その中のお一人が、
「すごく安心で、何があってもだいじょうぶ!って思える人たち」
そんな風に言われて、それぞれ頷かれていたのがうれしかったです。
あの場所で、苦しいのはなぜ?
確かに日常の中で、安心を感じられる場(人)もあれば
そうでない場もありますよね。
その違いは色々あるけれど、1つ、大きな要素としては
「自分が自分でいられるか」ということではないでしょうか。
人はみんな個性も感じ方もバックボーンも違うから、
違ってもいいし、違うのが当たり前。
なのに、「わたしは、こう感じる」「こうしたい」という
思いを出す自由さがなかったり、
出しても受け入れられそうになかったら
心や体はキュッ!と固まっちゃいますよね。
特に、相手の気持ちや場の雰囲気に敏感な
繊細なタイプの方は、一瞬でそれらを感じとり
無意識のうちに自分の気持ちを抑えがちなので
余計に辛くなってしまうのだと思います。
「感じたいように、感じてはいけない」
「思っていることをそのまま、表現してはいけない」
「いいと思わないことに、合わせないといけない」
それは、心が牢屋に入っているようなもの。
辛くて、息苦しくて、当たり前です。
苦手な場所を何とかするより、安全な場所を別に育てよう。
そういう風に感じるときには
なぜその場所が苦手で苦しいのか
カウンセリングで、その部分をじっくりみつめ
解きほぐしていくということもできますが、
自分でできることとしては、
安心な場を増やし、育てていくことがあります。
・この人といるとほっとする
・肩肘張らずに一緒にいられる
・この人なら意見が違ってもきいてくれそう
そういう人とのご縁や時間を大切にしていく。
・この場所にいると幸せ
・この場所にいるとほっとする
・呼吸が自然にできる感じ
・気をつかわなくていい そういう場所を増やしていく。
安心な人や場が増えていけばいくほど、心もリラックスしやすくなります。
心がリラックスしていくと、
違和感を感じる人と一緒にいても、
「この人はこの人。わたしはわたし」
「無理にいかなくてもいいや。合わせなくてもいい」
と思えるようになるかもしれない。
苦手な場所でも
以前より随分楽に呼吸できている
自分に、ふと気づくかもしれない。
もしかしたら、
「分かってもらえてももらえなくても、思ってることを伝えてみようかな」
そんな気分になるかもしれない。
きっと何らかの変化があるはずです。
最後にもう一度いいます。
特定の場所を苦手だと感じる。
それは、全くおかしいことでも、いけないことでもありません。
だから、あなたは遠慮なく
そんなあなたの味方でいてあげてくださいね。
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H心の痛みを希望に変えるウンセラー かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで12年間相談業務に従事。障がい児・者、家族、高齢者等、2000名以上の人生の転機に関わる。2010年独立。自分に自信がなく、自分より人を優先しがちな優しい女性が、その方らしさを大切に心が喜ぶ人生をつくるためのカウンセリングや各種講座を開催している (自己紹介はコチラ)
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