少し前ですが、引っ越しの荷づくりをしていたら12年程前の日記が出てきました。
わたしが、うつ病で休職から退職をし、ひきこもっていた頃のものです。
本当のどん底の時期からは少し楽になった頃ではありますが、日々の様々な思いが、乱れた文字で
切々と長々と書かれていて、その頃の色々な感覚をじわじわと思い出しました。
たとえば、ある日の記録の最後の数行はこんなでした。
…夜、涙がとめどなく出てきた。いつまでもいつまでも出つづけ、止まらなくなった。
私はいつまでこんなことをしているのだろう。いつになったら楽になれるのだろう。ずっとずっと、一生券命がんばってきたのに、何が悪かったのだろう。私の何がいけないのだろう?いつまでこんな日が続くのだろう。
何をすればいいのか分からない。何をしたいかも分からない。何のために生きているのか… この気持ちは誰にも、分かってもらえないだろう。
この頃のわたしは真っ暗やみの中で一人でうずくまっているように感じていました。
けれど、時の力はありがたいです。
今のわたしから見ると、この時のわたしは決して一人ではなかったし、この中だからこそ、得られたものがたくさんあることがハッキリみえるようになったのです。
*
本当に辛いとき、わたしたちは、すぐこの状況から抜けだしたい。
違うところへいきたいと願います。
その気持ちは痛い程分かるしそう思うのは当然だとも思います。
けれど一方で、その時期だからこそある豊かさもあるなぁと思うのです。
わたしの個人的な体験だけでなく、これまでたくさんの方の話を伺ってきて感じるのは、真っ暗な中だからこそ、よく見えるものというのもあるということ。
それを見つけることができたら。
いえ。「見つけたい!」と思えたら、夜明けはもうすぐだということです。
だから、もしあなたが、
永遠に続くような辛さやひとりぼっちを感じることがあったとしても
だいじょうぶ。
あなたは必ず、そこから何かをみつけられるから。
ずっと暗闇なんてことは絶対にないから!!
それだけは、今、伝えたいと思いました。
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H痛みを希望に変えるカウンセラー かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで12年間相談業務に従事。障がい児・者、家族、高齢者等、2000名以上の人生の転機に関わる。2010年独立。自分に自信がなく、自分より人を優先しがちな優しい女性が、その方らしさを大切に気持ち良い生き方をするためのカウンセリングや各種講座を開催している (自己紹介はコチラ)
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