この記事は、
できない自分を許せない。いい子をやめられないのはなぜ？
という記事の続きになります。

前回の記事では、
今の自分が、しんどいと感じているあなたに、

これまでを振り返って
一生懸命生きてきたあなたの状況や気持ちを
あなた自身が分かってあげてくださいね。とお伝えしました。

今日はその続きです。

いい人を辞めて楽になる一番の方法

では、そんな苦しい状態は
どうしたら楽になれるのでしょうか。

隠してきたものを出しちゃう！ことです。

あなたは、
●どんな自分が恥ずかしいですか？
●どんな自分を見せたくないと思っていますか？

たとえば、
自分勝手なわたし
ネガティブなわたし
優しくないわたし
だらしないわたし
甘えたくなるわたし
損したくないわたし…

今までぎゅっと隠しつづけてきた
それを、出してあげるんです。

こんな自分もいたな。
こんなとこもあっていいよね。って
自分で認めてあげるのです。

例えば

ネガティブなのは嫌われるだろうと
いつもニコニコ前向きに、明るくしてきたあなたは
辛いとき、悲しいときに弱音や愚痴を言ってみる。

自分勝手はいけないと
いつも周りの気持ちに合わせてきたあなたは、
自分がしたいことを、思いきって伝えてみる。

毎日効率的に計画的に頑張っているあなたは
たまには思いっきりだらだらした1日を過ごしてみる　など。

あなたが、やっちゃだめ！
でもやりたいかも・・と内心思っていることを
やってみるのです。

少しずつ、抵抗が少ない部分から。

いい人をやめるのが怖い時は、ことばから変えてみる

そんなの無理！と感じる方。
何を隠しているか分からない
という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、
あなたの気持ちを言葉にすることから
はじめてみましょう。

「今日は肌寒いなぁ」
「おなかすいたなぁ」
「仕事、行きたくないなぁ」
「だらだらしたいなぁ」
「あぁ、あの言葉、腹が立った！」とか。
その時思ったことを小声でつぶやいてみる。

人に言わなくてもいいのです。
ただ自分が感じたことを、自分のために言ってみる。

それならできそうではありませんか？

それを続けていくと、
自分の気持ちにつながりやすくなってきます。

だんだんと今まで抑えてきていたものが
顔を出してくると思います。
それらをできるだけ大切に受け取ってあげましょう。

例えば、ノートに感じていることを
自由に書いてみる。

自分の気持ちにしっくりくる文章を
声に出して読んでみる。

歌を何度も歌ってみる。

この人なら大丈夫と
いう人に本当の気持ちを言ってみる。

今まで、隠してきたことをそっと打ち明けてみる。

手紙に書いてみる

そんなことをしていくと、
あんなに怖くてたまらなかったものが

多くの場合、自分が思う程
たいしたものではないことに気づきます。

人に言ってみたら「知ってたよ」って
言われるかもしれません。

「そんなこと気にしてたの？」
って驚かれるかもしれません。

「それがあなたの素敵さだよ」って
言われるかもしれません。

より一層その人と気持ちが近く
感じられるようになるかもしれません。

ことばにするのも怖い時は、まずは安心させてあげよう。

それも、怖いなと思う時は、

「私は、このままの私でいい」
「私は、どんな私も大切！」
「私は、この私でいい」

そんな風に心をこめて、
繰り返し自分にささやいてあげて下さいね。

こんな自分でないといけない。
長年守ってきたその思いと行動を
変えるのは、とても抵抗があるし怖いと思います。

それでも、できることを
少しずつ、少しずつやっていきましょう。

きっとその過程そのものが
あなたの宝物になっていくことでしょう。

＊

私自身、そんな過程を10年以上かけて
取り組んできました。
（そんな私の変化のストーリーはコチラ）

あなたが、
誰かに自分のことを話したいと
思った時は、よかったら、
私のことも思いだしてくださいね。

＊

【追記】

この記事は、7年ほど前に書いた記事ですが、
たくさんの方に読んで頂いてありがとうございます。

「いい子」「いい人」の自分を手放して
もっと生き生きと過ごしていくために、
これ以外にも、まだまだ、できることはたくさんあります！

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