「人の話をきいているときどんな感じでいるの?」そんなことをきかれました。
「相手の気持ちを感じようと心はできるだけ近くにいようとしながらも、どこか遠くから俯瞰しているような感じもあって、なんとなく2人の自分がいるみたいな感じかな~」と話したのですが、あなたは、どんな感じでしょうか?近くで感じることがすごく得意な方もいれば、いつも自然に俯瞰できているというような方もいるかもしれませんね。
その割合やバランスは人それぞれで正解はないと思うのですが、すぐそばで感じつつも、鳥の目のように遠くから眺めてみる。両方の視点があることで、ものごとというのは立体的に見えやすいのではないかなと感じます。
特に、怒ったり、悲しんだり感情でいっぱいになっているときって、どうしても、自分に近い方の視点にぐーっと傾きがち。そのために、ものごとがゆがんで見えたり自分を余計に苦しめることも多いのです。
だから、そんなときこそ、そこからちょっとずれてみる。位置を変えてみる。そんなことを意識すること、わたしは意識しています。
(こもれびの部屋近くからの夕日)
今日は、そのために日常ですぐできることを1つご紹介しますね。
それは、何かを感じたときに「~と、今、私が感じた」と言い直してみること。
たとえば、誰かの言動に「この人、わたしをバカにした!」と感じて悲しくなったら
▶「『この人は、わたしをバカにした』と、今、私は感じた。」
何かに失敗して、「あーあ、なにもかも無駄になった」と落ち込んだときは、
▶「『なにもかも、無駄になった』と今、私は感じている。」といってみる。
視点がほんの少し変わったこと、感じられるでしょうか?
わたしたちが感じていることは、「わたしが、今、感じていること」です。それ以上でもそれ以下でもない。
感じていること = 事実ではない。
今感じていることは、永遠に続くわけでもない。
あなたの心が苦しいときは、よかったそんなことも思い出してみてくださいね。
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繊細な女性の心のサポーター かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで、相談援助職に12年従事。2010年独立。繊細で生きにくさや孤独感を感じている女性がありのままの自分を肯定すること。その方らしい豊かな人生を育てていくことのお手伝いをしています。(自己紹介はコチラ)
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