(19歳の頃に登った槍ヶ岳）

自分のしたいことに向かって歩き出したけど、
本当にこれでいいのか。自分ができるのか。
ついつい考えてしまう。
迷ってしまう。

そんなお話を伺いました。

ふと思い出したのが山のこと。

私、学生時代は、
山が好きだったのです。

長野で過ごした学生時代は
夏も冬も休みの時はいつも
山小屋やスキー場で泊まり込んで
バイトしていました。

特に好きだったのは夏の山。

頂上に登ってやった～！！っていう喜びも
勿論あるけど

土を踏みしめて、一歩一歩歩くこと。

木々が風にゆれさらさらする音。

小さなお花やお花の可憐さ。

鳥や虫、思いがけない動物との遭遇。

歩きながら、自分の体と対話する感じ。

山では人が平等でどんな人とも「仲間」として
何となく距離感が近づく感じ。

森林限界が抜けた時の
わ～っという開放感！！

圧倒的に空に近い感じ！

そんな一つ一つのことが
とても好きでした。

でもね、そんなに好きなのに
山に登り始めしばらくすると、
あんなに遠くまで本当にいけるのかな。
大丈夫かな？
今回はちょっときついかも・・

何で私、来たんだろ？

・・なんて、ふと不安に感じる瞬間があるんです。

でも、一歩一歩　歩いていけば、
必ず到着するのですよね。
そして、また感動をするのです。

その経験を１つ１つ積んでいくことが
「大丈夫」って　自分に思える
根拠のない自信になったりもします。

それって、私たちの経験に全て
言えることなのかもしれません。

自分の想いに素直に進んでみること。
その経験は、その過程も含めて私たちの力になり
幸せな時間なのだと思います。

だから、迷う時も不安な時も、
そんな自分を少しだけ
遠くからみて、楽しんでみて下さいね。

あなたは、今、幸せのど真ん中にいます！

＊
メールマガジン配信中
ご登録頂いた方には
月に数回あなたのメールに直接
心が楽になるコラムをお届けしています。