感情は味わうのが大切と言われます。
けれど、どうしても味わうのが怖い感情があるとき
感じたくないと思ってしまうとき、どうしたらよいのでしょうか?
感情を味わう大切さ1
自分の感情をみつめてみるといい。感じてみるといい。
心について学んでいる方は、そんな言葉を一度は聞かれたことがあると思います。
私も、講座やセッションの中でよくお伝えすることです。
それは、感情は
あなたらしさの結晶だから。
どんなことに、嬉しさを感じ、
どんなことに、怒りを感じ、
どんなことに、悲しみを感じ、
どんなことに、愛おしさを感じるか。
そこにはあなたらしさがつまっていて
それは、あなたがあなたらしく生きていくための
羅針盤のようなもの。
だから、感情を1つ1つ知り、
1つずつ受け入れ、大切にしていくことは
自分をより深く知り、
心がよろこぶ人生をつくっていくことにつながります。
感情を味わう大切さ2
それからもうひとつ。
感情を見つめ、味わうのが大切な理由は、
感情は見ないふりをしたり、抑えたりすればするほど、
扱いが難しくなるからです。
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例えば、以前の私はネガティブな感情を強く抑え込んでいました。
人に怒りを向けるなんて絶対いけないこと。
恥ずかしいこと。そう思いこんでいました。
だから職場で、どんなに忙しくても、
きつくても、無理なことを言われれても抑えました。
人前で怒ったり泣くことはありませんでした。
そんなことを続けるとどうなるか。
逆に、自分の感情に振り回されるようになります。
店員さんの対応が悪いとイラっとし、
誰かのささいな言動に不安になり
それを出さないので、余計もやもやしてくる。
そして、そんな自分が嫌になる。
行き場のない怒りやもやもやは、どんどんたまり
自分自身に向くようになりました。
そして、うつ病につながっていったのだと思います。 →詳細は自己紹介へ
感情は抑えれば抑える程、たまっていきます。
そして、たまった感情はどこかで爆発します。
多くは、自分や自分に近い人や弱い人。甘えられる人に。
(家族や、子ども、立場が弱い人等)
だから、抑えようのないイライラを何とかするには
「私は○○されて、腹がたった」
「私は△△と言われて傷ついた」って
その時々、自分の気持ちに気づくこと。
そして、できることなら、
「そんなことがあったら、腹がたって当たり前だよ」
「それは、傷つくよね」って
その気持ちに自分で寄り添ってあげたり、
適切に出していくことが大切なのです。
(それについては、別の記事でゆっくり)
感じるのが難しい時は?
けれど、そう思っても、
どうしても感じられない。
感じたくない特定の感情もあるかもしれません。
例えば、大切なことだと感じるのだけど、
■ある人について考えたくない
■一定の場面を思い出したくない
■不安な感情を、どうしても感じたくない 等
そんな時は、
無理に感じようとしたり思いだそうとしなくてもだいじょうぶ!
心には、受け入れがたい体験や感情を避けることで、
自分の心を守ろうとする働きがあります。
どうしても感じられない。感じたくないというのは、
今は、きついからやめとこうね!って
心がストップをかけているということ。
だから、今はそのままにしておいてくださいね。
まずは、「嬉しい」とか「ほっとする」とか
抵抗感のない感情から、しっかり
感じていくことを意識していきましょう。
するとね、感じるための心の部分がしっかりしてきて
やがて、自然にブロックしていた感情も扱えるようになります。
感じられない感情がある。苦手な感情がある。
それに気づけたことは、素晴らしいことです。
感じられたあなたに、まずは◎をあげてくださいね。
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「自信がない」女性の自己肯定感を育てるカウンセラー かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで12年間相談業務に従事。障がい児・者、家族、高齢者等、2000名以上の人生の転機に関わる。2010年独立。自分に自信がなく、自分より人を優先しがちな優しい女性が、その方らしさを大切に気持ち良い生き方をするためのカウンセリングや各種講座を開催している (自己紹介はコチラ)
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