もくじ
頼れない人が、苦しくなりがちな訳。
セッションの中で
「一人で頑張りすぎてしまう」
「人に頼るのが苦手で」
そんなお話を伺うことがあります。
そういう方の多くは「断る」のも苦手です。
人からの頼みを断るのは、
申し訳ないようなダメなような気がして
無理をしてでも人のお願いをきいたり
人の分まで無意識にがんばったり、
期待に応えようとしてしまうような方も…
*
それって、よく考えるとアンバランスですよね。
自分は頼らないのに、人には頼られてばかり…
そんなことを続けていたら
どんどん自分がいっぱいになって
本当にしたいこと力を注ぎたいことに
注ぐ余力がなくなってしまいます。
(という私も、長い間そんなことしてきたのですけど)
「断る」&「頼る」練習をしてみませんか。
セッションの中では、
そういう苦しい部分のお気持ちを伺ったり
原因を探っていくというアプローチの他に
具体的に何からしようかという部分を
一緒に考えさせて頂くこともあります。
例えば、一人でついつい頑張りすぎてしまう人であれば
「断る練習」「違う意見を言う練習」をしてみるのも1つです。
「えー?!」って感じる方こそお勧めです。
例えば、
・街で配られるティッシュやチラシを断る
・コンビニで過剰な包装を断る
・ランチの時、周りに合わせず本当に食べたいものを選ぶ。
・体調が悪い時に会社を休む(普段より早めに)
・気の進まない誘いを断る
ポイントは、笑顔でさらっと。
そんなことを
しているうちに、
「あ、断ってもいいんだな。」
「言っても、意外に平気だった」って
思われるかもしれませんし
心にふっと余裕ができるのを
感じられるかもしれません。
それから「頼む練習」も。こちらも気軽なことからがいいですね。
・重い荷物を持ってもらう。
・美容院の洗髪で「ここをもう少し」と言ってみる
・お店に詳しい人に情報を聞いて教えてもらう
・日曜日に家族に「寝坊したい。〇〇やってて」と頼む
・公園で、ママ友に子供を「ちょっとだけ、見てて」とお願する 等。
言えただけで◎ 相手に期待しないこと。
ここでポイントなのは
相手が受け入れてくれるかどうかに
重きを置かないということ。期待しすぎないこと。
だって誰だって
タイミングが合わなかったり
苦手やできない…ってことありますものね。
なら、無理にしてもらうより
気軽に断ってくれた方がいいと思いませんか?
だから、お願いする側は
受け入れてもらったらありがたいけれど
断られても「まずは言えてよかった」
「言わせてくれて、ありがとう♪」
位の感じでいたらいいのです。
どうやったら気持ちよく伝えられるかを
研究してみるのもいいですね。
身近な人で
「自分の意見を言うのにさわやかな人。角が立たない人」
きっといるはずです。
その人なら?ってイメージしてみる。
…そんなことも役に立つかもしれません。
「断る」のも「お願い」も関係をよくするためのもの。
私ね、お願いするのも断るのも、
違う意見を言うのも
相手を信頼しているからできることだと思うんです。
大切な人だからこそ
伝えてみる。まずは言ってみる。
なんとなく自分が発揮できていないな。
息苦しいなぁ。しんどいなーと感じる時は
そんなことも思い出してみてくださいね。
自分の気持ちを伝えることに取り組んでみたい方は
こんな本もおススメです。
・
・
*
メールマガジンでは、
こころがほっと楽になる話や
サービスの優先情報等
ゆったりお届けしています。
すぐご登録したい方は下記をクリックくださいね。
HSP・内向的な女性の自己肯定感を育てるカウンセラー かわのみどり
福祉施設、支援センターなどで12年間相談業務に従事。障がい児・者、家族、高齢者等、2000名以上の人生の転機に関わる。2010年独立。自分に自信がなく、自分より人を優先しがちな優しい女性が、その方らしさを大切に気持ち良い生き方をするためのカウンセリングや各種講座を開催している (自己紹介はコチラ)
【メールマガジン:優先情報をお届けしてます】 私のこころと仲良くなる88のヒント
【自信をつけたい女性のための無料講座】ほんとうの自信を育てる5つのステップ
【セラピストを天職にしたい方への無料講座】幸せなセラピストになる7つの秘訣
この記事へのトラックバックはありません。