（はじめての方にも「話しやすい」「ほっとリラックスできる」と言って頂くことが多いです）

おかげさまで、これまで多くの方にセッション（1対1でお話する時間）を受けて頂いていますが、まれに、私でよかったのかな？と感じることがあります。今日は、私のセッションがお役に立ちにくい方のタイプについて書いてみます。セッションを受けるか迷っている方がいらしたら、参考にして頂けたら嬉しいです。

ズバリ、こっちを選びなさいと決めて欲しい方

仕事を辞めようか、続けようか。パートナーと別れた方がいいか、もう少しがんばってみるか等、何かに迷ってグルグルすることって誰にでもあることです。そんな時、誰かにハッキリ言って欲しい。決めて欲しい気持ちになることはよく分かりますが、私のセッションでは原則として「こっちがいい」「これはダメ」というような断定や指示はしていません。

ただ、お手伝いは色々できると感じています。例えば、「〇〇と△△のことで、すごく迷ってるんですね」「迷っている時って、不安になりますよね」と共感したり、「〇〇はこういうところが惹かれるけど、△△はこんな良さがあると感じてるんですね」「あなたが一番大切にしていきたいのってこんなところですか？」「〇〇を選んだら、どんな感じになりそう？」等と、あなたの中にあるものを丁寧に見つめていくこともできますし、新たな見方や可能性も、望む未来を一緒に考えることができます。常にあなたの味方としていることができます。

人は自分のことをなかなか客観的に見れないものです。まして、ストレスがある状態で、1人で考えて決めないといけないというのは、とても大変なことです。そんな時に、安心して話せる場があることで、落ち着いて１つ１つの選択をしていって頂けると思うし、その過程そのものが、自分を信頼し、自分の人生を自分で作っていくという喜びにもつながります。そのためのセッションであったらいいなと願っています。

自分に向き合いたくない方　変わりたくない方

自分のことを人に話すというのは、抵抗もあるし、怖さもあるものです。この人は本当に信頼がおける人なのか。分かってくれるのか。話すことで、辛くなるかもしれない。日常に支障が出るかもしれない・・。いろんな気持ちがあることでしょう。だから、あなたが話したくないことは話さなくてよいし、話したいことをお話してくださったらと思います。けれど、納得のいく未来をつくっていきたいなら、どこかの地点で、自分の本心に向きあっていくことは必要です。

口ではこう言ってきたけど、本当はこんな気持ちだった。あの人を見るとうらやましくなる。あの出来事が忘れられない。こんな時、怖くてたまらない。実は、こんなことがしたい。こんな憧れがずっとある。・・胸ににある気持ちを一つ一つ表現し、見つめていくことで、ご自身が大切にしたいものが見えてきます。また、ご自身の気持ちを抑えてきた方ほど、様々な変化があり、その過程の中で痛みを伴うこともあるかもしれません。

勿論、無理に何かを聞きだしたり、強制したりということはありませんので、あなたのペースで、あなたの気持ちに向き合って頂けたらと思っています。

精神疾患などで治療中、体調が不安定な方

精神疾患での治療は、長期間にわたる時も多いですし、気持ちの上がり下がりもありますし、周りになかなか理解してもらえないような辛さもあり、とてもお辛いですよね・・。私自身もうつ病を2度経験していますし、以前の地域福祉の仕事では様々な病気の方のご相談にも乗ってきました。

ただ、治療中の時は、ご自身が思っている感覚と、心身の状態が違うことがあります。ご自身に向かい合うことですごく辛くなってしまったり、治療方針と反することで（例えば、心身を休めるのが大切な時期なのに、がんばりすぎてしまうなど）調子を崩してしまうようなこともあります。また、私は現在フリーでどこにも所属せずに活動をしているので、医師や関係機関との密な連携ができていない状態です。なので、治療中や服薬中で状況が不安定な方。緊急対応や、セッション以外の時間のサポート（メールや電話など）が必要な方については、大変申し訳ないのですが現在お断りをさせて頂いています。どうぞご了承ください。

２種類のセッションをご用意しています。

私のセッションは、上記のような方のお役にはあまり立てないのですが、自分にじっくり向き合い、自分の味方になりながら、心の中の安心と、望む人生を育てていきたい。そんな方には、自信をもって提供していますし、心を込めて伴走させていただきたいと思っています。

●セッションは、現在２種類あります。お好みでお選びくださいね●